レジャイスクはれっきとしたマチ(ポ語でmiasto)なのだが
如何せんmiasteczka(小さなマチ)と言われる程度のマチである
我が夫あんとーに君の一族は、母方・父方共にこのマチ+周辺の方々ばかりである
小さなマチであるからにして、あんとーに君だけでなく両親から祖父母まで知っている人が沢山いる!いるんだな、これが怖ろしいとこに
そういうマチに住んでいると
全く知らない人から
「ごめんなさいね。実はあなたの義母さんとは同じ職場で働いてました・・・・」
とか
「ウチの妻は、あなたの義父さんの下で働いてました」
なんてことがよくある。
義父母ともこのマチの出身だから(義母は現ウクライナ領モスチスカ生まれ)
義両親だけでなくその親だって知られている
「こちゃるにくさん・・・こちゃるにくさんと言えば、教会の厨房で働いていたのは、あなたのおばあちゃんですか???」 by某老司祭
から始まって
「義理のおばあちゃんのZさんは電話局で働いていらっしゃった?!」
「あなたのご主人のお祖母ちゃんと私のお祖母ちゃんは友達だったのよ~」
とか言われたりする
ココまではまだわかる、母方のZおばあちゃんは1994年逝去
教会の厨房にいた父方のAおばあちゃんは2001年に亡くなっているから
人々の記憶にも新しいし、当然私も本人を知っている
しかし最近
「こちゃるにくさん。もしかしてあなたのご主人のお祖父さんは郵便配達をしていらっしゃった、あの方ですか?? 覚えてますよ!ウチにも配達にいらしたから」
と言う1970年代に亡くなった義祖父を知る人まで現れたのだ!!
それも複数。本当にちいさなマチというのは怖ろしい
ここまでくると次は
「あなたのご主人の(母方の)おじいちゃんを知ってますよ!ナチの強制収容所で一緒だったんです!!!!」
なんて話がでて来るのではないかと
最近真剣に思えてくる
いや年齢的に一緒だったという方は、私には現れないかも知れないが
「私の父が」「私の祖父が」一緒だったなんて人が現れたりするかもしれない
ちいさなマチはおそろしい